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よわいちから。



夫が11月から準備を進めてきた個展が、いよいよ来週の火曜日から始まります。

タイトルは「よわいちから」。
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個展の日時を決定した11月の頭、夫がベランダに出てしばらく外を眺めたあと、とつぜん
「個展のタイトルが浮かんだ。よわいちから。」と確信を持った顔でつぶやきました。
よわいちから。不思議な言葉です。

そのときは、本人にもそれが何を意味するのか、はっきりとわかっていなかったように思いますが、
それから毎日、その言葉に導かれるようにして絵を描き続け、その意味するものへとどんどん深く潜っていくのが、絵を観ても、また日々の様子からも感じとれました。


かたや私はそのころ「よわいちから」を地で行くような毎日でした。
それは今もずっと続いていますが、毎日12時間もの睡眠がそれを象徴しているように思います。
心も夢の世界のような深海魚のような、いまこの現実の世界の中でなにか前へと進んでいく方向ではなく、深い場所でじんわりと潜っているような、それは外から見るとまるで何もしていないような毎日です。
精神世界にどっぷりと浸かっていたという事ではなく、そういうものも含めあらゆる活動を休める事でなにか自分の意識では認識できない部分が活動しているようでした。

そんな私のモードと夫の個展のテーマがリンクしているのかしていないのか定かではありませんが、私は私の解釈の中で、この「よわいちから」というものが途方もなくこの世を支えているのをはっきりと感じています。
それはあまりにも今まで見過ごされてきたもの。
「つよいちから」は目に見えるけど、「よわいちから」は目には見えない。
言い換えれば、夜とか、闇とか、そんな風にも言えるかもしれません。

この個展の絵を描き進めていくうちに、「よわいちから」のシンボルとして天使の絵が描かれるようになりました。
天使と言えば、一般的に「光」のイメージですが、私の中では闇の中にあるちからというイメージです。闇が癒すちからとでも言うか。(夫がどういう解釈で描いているのかは知りません。笑)


個展に出品される絵は、キャンバスに絵の具で一筆一筆描いたものです。
いつもブログに載せている絵はコンピューターで色づけをしていて、画面の中でしかみることができませんが、「物」として現れた絵はまた全く違う空気を放っています。
その絵に、いま、とても素敵な額をつけてもらっています。
まさに、「誕生!」という感じ。

個展はたったの6日間です。(1月17日〜22日)
よわいちからが充満した会場に、ぜひぜひ、足をおはこびください。
ギャラリーのあるカフェスローさんは、ご飯も飲み物もとてもおいしく、大人もお子様もゆったりとくつろげるとても素敵なカフェです。併せてお楽しみください。

個展を記念してカードも作りました。
併せてマシマタケシのホームページも久々に更新しました。
どうぞよろしく。
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by tsunagumono | 2012-01-11 16:13 | おしらせ